NPO法人日本交流分析協会静岡支部は、交流分析(TA)の普及を通じて地域社会に貢献する団体です。

TA大好き#8

コラム TA静岡事務局

先日易学の講座に東京まで行って参りました。
龍の成長の話(潜龍、見龍、君子終日乾乾す、躍龍、飛龍
、亢龍)から『初心忘るべからず』の話になり、『守破離』
(芸道・武道の奥義)の話になりました。
龍以外の二つとも能の観阿弥・世阿弥から出ているものだ
そうです。
詳細は省きますが、『初心…』の初心は一般に思われている
「はじめた頃の新鮮で謙虚な気持ち・志」という単純なも
のではなくもっと深いものである。そして世阿弥は「三つの
初心」を説いていることを知りました。
同様に『守破離』は次の三つの段階を表します。
守:ひたすら師の教えを守り、学ぶ
破:教えから抜け出し、自ら工夫を重ね、真意を会得する
離:型にとらわれず、自在の境地に入ること

これは芸道・武道に限らず全てのことに当てはまるなと思
いました。
もちろん交流分析にも。
『離』の状態が『親交・親密』『OK-OK』を表している
とひとり納得していました。
型にとらわれず全てを受け容れ、思うようにしても道を外
さずわかりあえる、そんな風に生きるために今年も楽しく
精進しようと改めて思った一日でした。

私自身東洋思想の方がなんとなくしっくりくるので、TA
がらみで学び研究していきます!

言っちゃった(笑)

皆様、良い一年が過ごせますように!

(執筆者:浅野雅行)

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コメント4件

  • 倉本 恭子 | 2013.01.26 12:02

    言っちゃいましたね(笑)
    準備ができましたら、いつでも研修部まで~~♡
    楽しみにしちゃいまーす♪( ´ ▽ ` )ノ

  • 西ヶ谷はるこ | 2013.01.29 11:48

    以前、浜松の会員の方から「守破離」を教えていただきました。
    小杉先生も伝えていた教えということでした。

    「今、自分はどこにいるのかな?」と、
    位置確認をしながら、教えを思い出すときがあります。

    ちなみに、私は仏法(フランスの法律じゃないですよ~)と交流分析を絡めたりしています。
    いろいろな見方をすると、面白いですよね☆

  • 大沢尚義 | 2013.04.30 6:24

    会員ではありませんがTAに接して30年になる者です。リタイアして十数年ですが田舎暮しをも卒業し、3年前から浜松に暮らしています。今もTAのお蔭で楽しく過ごしております。仏法と絡めてTAを考えるというのは共感します。TAの周辺領域を学ぶ事から更にTAを理解出来ると私もよく伝えてきました。ぶしつけなコメントでごめんなさい。

  • 浅野雅行 | 2013.04.30 19:04

    仏法と絡めては、元日本交流分析協会副理事長、現日本人間関係心理士協会理事長の山田博夫氏が著書「豊かな人生への自己表現(交流分析(TA)と宗教の思想)」で詳しく説いています。
    それはともかく交流分析を広めるのにも論語やニーチェ、ゲーテ、武士道等々と絡めて考えるとそれぞれその方面に詳しい人にも馴染みやすいかもしれないと、私も常々考えております。

    大沢様、どこかでお会いして教えを乞いたいです。

    白垣さん、コメントの存在教えて下さってありがとうございます。

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